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『逆王手』とな? [驚いた日記]

野球の日本シリーズも佳境ですねぇ。

第六戦の昨日は、3敗していた中日ドラゴンズがソフトバンクホークスを2対1で勝利して、戦績を3対3の五分。優勝の行方は最終戦までもつれ込みました。
今夜のTV観戦が楽しみです。

第6戦の終わり、勝利監督インタビューでアナウンサーが落合博満監督に
『逆王手ですね』
などと言う。

・・・逆王手?

非常に違和感がある発言です。

逆王手(ぎゃくおうて)= 王手を解消すると同時に、相手に王手をかける手である。
(ウィキペディア)

確かに中日はソフトバンクに追いついて、あと1勝すれば優勝、いわゆる王手です。
でもソフトバンクホークスだって王手の状態に変わりありません。

逆王手というと、ギリギリの状態を脱して形勢を逆転したように思えます。
逆王手のこの使い方は、明らかに間違っています。

中日の勝利を強調したくて『逆王手』と表現をしたのでしょうが、アナウンサーは違和感を感じないのでしょうか。
クライマックスシリーズの新聞の紙面でも1面の記事でも、『逆王手』と掲載していたな。
(たった今、『サンデーモーニング』でも言っていた・・・。)

記者とかアナウンサーという言葉を扱う職業の人は、もっと言葉に対して敏感でいて欲しいなぁ・・・。
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